戦国武将といえば、かなりの確率で真っ先に名前があがる織田信長。名古屋市の名古屋刀剣博物館では、特別展「戦国武将ゆかりの刀剣〜織田信長〜」が6月7日(土)〜8月31日(日)まで開かれる。貴重な刀剣を見学した後は、織田信長の立体顔出しパネルで信長公になりきって記念撮影もできる。
戦国武将の中でも特に知名度が高く、根強い人気を誇る武将・織田信長。特別展では、織田家や信長の出身地である尾張国をテーマに、国宝「名物 有楽来国光」をはじめとした刀剣を一堂に展示する。開館以来1年以上ぶりに公開する国宝「短刀 銘 来国光」は、信長の末弟の織田長益が、豊臣秀頼から拝領した短刀。江戸時代に編さんされた名刀帳「享保名物帳」にも記され、別名「名物 有楽来国光」と呼ばれる一振だ。
また、織田信長の父であり「尾張の虎」と称された武将・織田信秀伝来の特別重要刀剣「刀 無銘 景光 織田弾正忠信秀摺上之」なども展示される。スマホで聞ける音声ガイドもあり、“刀剣ワールド”に詳しくなくても、展示品を見ながら詳細な解説を楽しめる。
開館時間は10時〜17時(最終入館16時30分)。休館日は月曜日(月曜祝日の場合は翌平日に休館)。入館料は一般1200円、大学生・高校生500円、中学生・小学生300円、シニア(65歳以上)1000円、未就学児・障がい者(付き添い1人含む)無料。