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26年前期朝ドラ「風、薫る」見上愛とダブル主演は上坂樹里「『朝ドラのヒロインになる』と言い続けてきた」

2025.06.03 16:25

 6月3日、東京都内のNHKで2026年前期の連続テレビ小説「風、薫る」の主演会見が行われ、1月に発表済みの見上愛とともにダブル主演を務める上坂樹里が発表された。

 「風、薫る」は、明治時代を舞台に、同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りんと大家直美の二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となり、まだ見ぬ世界を切り開いていく物語。上坂が演じるのは、見上扮(ふん)する一ノ瀬りんのバディとなるもうひとりの主人公・大家直美。

 上坂は、NHKの「生理のおじさんとその娘」(23)やTBSの「御上先生」(25)に出演し、注目を集める若手俳優。2410人が参加したオーディションを勝ち抜き、朝ドラ初出演で主演を勝ち取った。その喜びについては開口一番、「感情が追いつかなくて、頭も真っ白になりましたし、ずっと『うそじゃないですか?』と聞いてしまうくらい信じられなくて。結果を知った時から今日まで、ふとした瞬間に1人で『え?』と声が漏れてしまうくらい。いまだに夢を見ている」と口にした。

 さらに、「このお仕事を始めてから、夢を聞かれたとき『朝ドラのヒロインになる』と言い続けてきたので、それをかなえられたことがすごく幸せですし、とてもうれしいです」とも。

 念願の朝ドラ主演ということで、「昔の時代を生きることや、看護師という役を演じること、全てが初めてのことばかりなので、大家直美という役とともに、私自身も成長していけるように撮影に臨みたい」と意気込み、「見てくださる方に、温かくて優しい風を毎朝お届けできるように、精いっぱい頑張ります」と語った。

 なお、合格の報せを受けたのは、2週間ほど前とのことで、その時の状況を上坂は「事務所の先輩でもある(25年後期朝ドラ『ばけばけ』主演の)髙石あかりさんとマネジャーさんからサプライズで伝えていただいた」と告白し、「髙石さんからメッセージボードを渡され、その中に『風、薫る』大家直美、上坂樹里と書いてあった」と振り返った。

 髙石からは「おいしいご飯いっぱい食べて、とにかく健康第一で」とのアドバイスをもらったことを明かし、さらに「今日も朝、『楽しんできてね』と連絡をいただいたので、また困ったことあれば相談したいです」と頼りにしている様子。

 そんな上坂の初々しい様子に見上は「この作品も、2人が手を取り合って成長したり、成長できなかったりする瞬間も、きっと手を離さずに一緒に歩んでいくお話だと思うので、1年間の撮影の中で楽しいことだけじゃないかもしれないですけど、支え合いながら頑張らせてください」と呼びかけた。

 また、バディを演じる2人は、初めて会ったとき、お互いの呼び方を今日までに考えてくることにしていたらしい。これを受けて上坂が壇上で「シンプルに“愛さん”でどうでしょう?」 と提案すると、見上は「“さん”付けは距離感を感じるので、“ちゃん”付けか、呼び捨てでお願いします」と注文。これに上坂は「頑張ります!」と回答。一方、見上は上坂の呼び方について「シンプルに“樹里ちゃん”か、“ジュッたん”って呼ばれることもあるとおっしゃっていたので、後でどっちがいいか聞きます」と語り、早くも息の合った様子がうかがえた。

上坂樹里(左)、見上愛(C)エンタメOVO

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